レイヤーフッテージのトリミング

変更する対象に応じて、レイヤーウィンドウまたはタイムラインウィンドウのいずれかのインポイントおよびアウトポイントを変更することによって、トリムを実行できます。

レイヤーウィンドウのインポイントおよびアウトポイントは、レイヤーがコンポジションに表示される時間ではなく、ソースファイル内の時間の位置に関連しています。例えば、ムービーの特定のフレームのみを表示する場合は、レイヤーウィンドウでムービーフッテージをトリムします。ただし、ソースファイルの最初のフレームでムービーを開始し、再生時間のどこかでムービーをカットする場合は、レイヤーウィンドウまたはタイムラインウィンドウのいずれかでアウトポイントをトリムします。

レイヤーイメージの下にある数字は、ソースファイルの実行に関連したイン（）時間およびアウト（）時間と、継続時間（）（インポイントとアウトポイントの差）を表します。

タイムラインウィンドウのインパネルおよびアウトパネルは、フッテージが表示されるコンポジションのポイントを示します。例えば、コンポジションの特定のポイントに静止画を表示させてから、それを消去させる場合は、タイムラインウィンドウでイメージのインポイントおよびアウトポイントをトリムします。

注意：タイムラインウィンドウにインパネルまたはアウトパネルが表示されない場合は、タイムライン表示バーパネルの左端下にある拡張あるいはコラップス（）をクリックします。

レイヤーフッテージをトリムまたは復元するには

以下のいずれかの方法を使います。

• タイムラインウィンドウでレイヤー継続時間バーのいずれかの端をドラッグします。
• フッテージを開始または終了する時間にタイムラインウィンドウの現在のタイムマーカーを移動し、Alt+[キー（Windows）またはOption+[キー（Macintosh）を押すか（インポイントを設定）、Alt+]キー（Windows）またはOption+]キー（Macintosh）を押します（アウトポイントを設定）。
• フッテージを開始または終了する時間にレイヤーウィンドウの現在のタイムマーカーを移動し、イン（）ボタンまたはアウト（）ボタンをクリックしてインポイントまたはアウトポイントを設定します。


レイヤー継続時間バーの背面にあるグレーの長方形は、トリムしたフッテージを表します。

ビュー／時間設定をクリックして、レイヤーウィンドウまたはタイムラインウィンドウのいずれかで現在のタイムマーカーを正確に移動します。

注意：ドラッグするときに、レイヤー自体をドラッグすると、レイヤー継続時間バー全体が移動してしまいます。その場合は、編集／レイヤー時間変更取り消しを選択してからもう一度ドラッグしてください。